【AIイラスト】Stable Diffusionをローカル環境に導入する方法【低スペックPCで実践】

AI
新人さん
新人さん

GoogleColaboratoryでAIアートを始めてみたけど、処理落ちすることが多いよ

処理落ちせずにAIアートを作成することはできないのかな?

きのぴー
きのぴー

Webのサービスを使わずに自分のPCに環境を準備することで安定して作成できますよ!

ただし、AIの処理はとても重たいので、高性能なPCが必要になります

新人さん
新人さん

PC詳しくないけど、高いPCだったら良いのかな?

きのぴー
きのぴー

AIイラストを生成するのに必要なメイン性能はグラフィックメモリ(VRAM)です。

グラフィックボードという基盤が受け持つ処理です。

あとは画像のノイズ処理や作成・解析を行うCPUと、AIイラストの元ネタをやり取りするストレージの性能が高い方が良いですね。PCの値段は約20万くらいかな。

新人さん
新人さん

なかなかしますね。。。

きのぴー
きのぴー

試しに私のPCで構築してみますよ!

低スペックPC(Web閲覧程度のスペック)だとどうなるか検証してみましょう!

ローカル環境って何?

ローカル環境とは、AIイラストを作成する際にインターネットやPC以外の環境を利用せずに、自分のPCだけで完結する環境のことです。

色々な場所で処理を行ったり、元ネタが外部にあると、一般的にはデータの受け渡し時間等で処理速度が落ちます。

予め自分のPCに環境を準備することで、外的な環境に左右されない状況を作ります。

結論:低スペックPCでの運用は実用的ではない

結論:低スペックPCは実用的ではない

私の以下環境の場合、作成画面(WebUI)は開きましたが、イラスト作成時間が非常に長かったです。GoogleColaboratoryで切断されながらも生成した方が現実的でした。

GoogleColaboratoryで環境を構築する方法については、以下の過去記事をご参照下さい。

筆者のPCスペック(3年前に購入したノート)

  • CPU
    Core i7-8565U (第8世代)
  • メインメモリ
    16GB (DDR4)
  • ストレージ
    SSD (M.2 2280 SATA 3 6 GB/S)
    ※SSDが出てきた当初のモデルですSATAなのでSSDの中でもスピードは遅め 
  • グラフィックメモリ(GPU)
    Radeon530(VLAN4.0GB)
    ※有っても無くても変わらないレベルの性能

512*512のサイズの画像をSamplingSteps(ノイズ除去ステップ):20、Hires fix Steps(高画質化)を20指定で作成指示した結果。。。

25%経過しても残り13分…20分くらいかかるよ!!

実行ログもフリーズ超鈍足。。。でもCPUファンは高速回転

新人さん
新人さん

こんなに待てない。。。

きのぴー
きのぴー

通常性能のPCは厳しいですね!
グラフィックボードを搭載したゲーミングPC等であればローカルが良いと思いますので、参考程度に導入方法を記載します。

導入方法

推奨スペック

実は公式には推奨スペックの記載がありません。有志が試してみて確認している状況です。

AIイラストはCPUやストレージの性能も影響しますが、メインはグラフィックボードの性能に左右されます。

グラフィックボードはNvidia社とAMD社の2社が有名ですが、Nvidia製が安定するようです。
グラフィックボードと言えばNvidiaなので、これから買う方はNvidia製のVRAM12GB以上が良いみたいです。

ちなみに私の環境は起動しましたが、画像の生成に時間が非常にかかっています

NvidiaのRTX3060 12GBがコスパ最強です。

同じグラボ搭載モデルのノートも安くなりましたね!13万弱で買えます
AIイラストが流行っているので、品薄になっているニュースも出ているので、欲しい方は早めに購入しましょう。

Python(パイソン)のインストール

Stable Diffusionは「Python」というプログラム言語で動作します。
Pythonが動くようにプログラムをインストールします。

以下サイトにアクセスし、「WindowsInstaller(64bit)」をダウンロードします。
※流石に32bitOS(Win7時代のOS)でAIイラストは厳しいと思います…

Python Release Python 3.10.6
The official home of the Python Programming Language

インストーラを実行します。
Add Python 3.10 to PATH」にチェックを入れると後々楽なので忘れないようにチェックしましょう!

セットアップが完了するので、「Close」をクリック

Gitのインストール

次にGitをインストールします。
プログラムのソースコードをバージョンごとに管理するアプリです。

先ずは以下サイトにアクセスします。

Git - Downloading Package

64-bit Git for WindowsSetupをダウンロードします。

インストール時に沢山クリックが必要ですが、次へ次へで進みましょう。

モデルデータのダウンロード

AIイラスト生成画面の準備(WebUI)

Web画面を作成するフォルダを新規作成します。
※私の例ではDドライブの中に「AI」フォルダを作り、「Stable Diffusion」フォルダを作成しました。

コマンドプロンプトを起動し、以下コマンドを投入します。

/*---先ほど作成したフォルダのパスを指定してください---*/
cd D:\AI\Stable Diffusion
d:

移動したら、以下コマンドを投入して必要なソースをローカルにコピーします。
続行するには何かキーを押してください」と表示されたら、コピー完了です。

git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git

次に、コピーしたフォルダにwebuiというフォルダがあるので、その中の「webui-user.bat」を右クリックから編集で開きます。

ここではAIイラスト作成画面の初期設定を行います。

詳細は後述するので、「COMMANDLINE_ARGS」に以下内容を記載します。

set COMMANDLINE_ARGS= --medvram --skip-torch-cuda-test --no-half

修正が終わったら、webui-user.batをダブルクリックで起動します。

モデルの読み込み、プログラムの実行が行われます。

問題なく起動すればよいですが、以下のようにエラーが表示されたら、コマンド投入が必要です。

■エラー
 RuntimeError: Cannot add middleware after an application has started

コマンドプロンプトを開きます。

以下コマンドを投入します。

/*---パスは各自、Stable Diffusionをダウンロードしたフォルダを指定してください。---*/
cd D:\AI\Stable Diffusion\webui\venv\Scripts
D:
activate
/*---(venv)と表示されたら以下コマンドを投入---*/
pip install fastapi==0.90.1

Successfullyと表示されたら成功です!
以下コマンドを投入してコマンドプロンプトを終了します。

deactivate

再度「webui-user.bat」を実行すると、WebUIのアドレスが表示されるので、ブラウザでアクセスするとAIイラスト作成画面が起動します。

きのぴー
きのぴー

お疲れさまでした!

これで切断に悩まされずにAIイラストが作成できますね!

AIイラストの生成に時間がかかる場合

AIイラストはどうしてもグラフィックメモリを大量に使用します。

スペックが不足していると、生成に時間がかかってしまいます。
なかなかいいと思えるイラストが生成されない経験はあると思います。

改善されたい場合は、グラフィックボードを購入するか、グラフィックボード搭載のノートPCの購入をご検討ください。

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